01

システムに人間を合わせる時代を終わらせる。

『うまい失敗』ができる社会を取り戻す

本来、システムは人間の営みを支え、私たちの創造力を拡張するために生まれたはずでした。しかし、現代の社会を見渡せば、いつしか人間がシステムの「都合」や「標準」に合わせるようになり、現場の柔軟性や自律的な思考を奪ってしまっています。

「システム上、その作業はできません」「仕様変更には莫大な費用と時間がかかります」――この主従が逆転した理不尽な状況こそが、現代のICTが抱える最も深刻な宿痾(しゅくあ)です。

私たちの存在意義は、人間が本来持っているポテンシャルを
最大限に発揮できる「環境」を提供することです。

人間は、あらかじめ決められた「アルゴリズム(手順)」だけで動く機械ではありません。その時々の「場面(状況)」を認識し、自ら判断し、行動する生き物です。そして、未知の課題に直面したとき、私たちは試行錯誤を繰り返し、「うまい失敗」を重ねることでしか、真の解決策(解)にたどり着くことはできません。

もしシステムが、事前にすべてを定義することを人間に強要するのであれば、それは人間の成長と現場の進化を止める鎖に他なりません。

V字モデルの拘束から有機的ネットワークの拡張へ
図:事前に未来を記述しようとする「V字モデル」の拘束(左)から脱却し、稼働させながら現場で試行錯誤を繰り返し、有機的なネットワークとして育んでいく(右)。

AcsiomAが提供するのは、あらかじめ完成を強要される「閉じたシステム」ではありません。

現場の人間が、その時々の状況に応じて新たなノード(機能)を繋ぎ合わせ、試行錯誤を繰り返すことで、星座を紡ぐように、あるいは木が枝葉を伸ばすように、無限の余白へと有機的に拡張していく環境です。

システムに人間を合わせる時代は、ここで終わります。私たちは、現場が誇りを持って『うまい失敗』を積み重ねられる社会を取り戻します。